「待ってください月くん…!」



ズンズンと迫って来る一人の男。

発する声は真剣そのもので余計にこちらに青筋を立てさせる。



「来るな変態……!!」



「変態?私のどこが変態なんですか…!」



言い放った言葉に必死で答える竜崎という男。



「自分で考えろ!!」



叫ぶように口にした言葉。

彼の格好と来たら一般に言う変態そのもの。

どんなものかというと―…いや、やめておく。

仕方ないだろう?

説明もしたく無いのだから。










   −END−


見えない見えない、見たくない。
勘弁してくれ。

2004.12.12